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【SM-108(MBR-108)について】

・  SM-108は免疫抑制剤として市販されているmizoribine(ブレディニン)のaglyconであり、mizoribineとSM-108の活性体は共通のnucleotide(mizoribine 5'-monophosphate)です(図1) 

図1 SM-108(MBR-108)の活性化



・  SM-108はAPRTにより活性体に変換され、一方、mizoribineはadenosine kinaseにより活性体に変換され(図1)、共にIMPDHを阻害することによりGMPのde novo合成を阻害します(図2)。 
・  GMP合成経路にはde novo経路とsalvage経路があり、salvage経路高依存性(高HGPRT活性)の細胞はSM-108低感受性、salvage経路低依存性(低HGPRT活性)の細胞はSM-108高感受性と考えられます(図2)。 

図2 細胞のGMP合成経路




・  リンパ球はGMP合成のsalvage経路の依存度が低いためmizoribine高感受性と考えられており、SM-108もリンパ球由来腫瘍細胞に高い感受性を示すと思われます。事実、SM-108の臨床試験において造血器腫瘍に対して有効な結果が得られています。(表1)。 

表1 SM-108の造血器腫瘍に対する第II相臨床試験




・  APRT活性とHGPRT活性は、細胞のSM-108に対する感受性の指標となると思われます。 
・  SM-108とmizoribineの培養細胞に対する作用スペクトルは異なっています。活性化酵素の違いや、物性的な違いがその要因と思われますが、mizoribineの抗腫瘍効果は不明です。 



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